【母娘フランス旅行記・5】冬のモンサンミッシェル日帰りツアー(後編)修道院見学
モンサンミシェル修道院見学
昼食の時間を狙って来たこともあってか、私たちは並ぶことなくすんなりと修道院の中に足を踏み入れることができました。
ここでお勤めなさっているシスター達もいて静かなひんやりとした空気感がありました。少し進むと観光客が集まり賑わいを見せていましたが。
修道院見学時間
今回私たち母娘は建物の造形を見ることに時間を使うため音声ガイドは利用せず見たいところをどんどん見ていきましたが、入ってから出てくるのにかかったのは約1時間くらいでした。
音声ガイドの利用、歴史的背景を学びながら進み最後お土産屋さんをゆっくりと見るのであればもっと時間がかかると思います。
おひるごはん
島内にちょっとした公園のようなベンチのある広場があり、2,3組の観光客も食事をしていたので私たちもこちらで朝に購入したパンを食べることに。
ゴミで周囲を汚さないように気をつけていましたがパンくずがこぼれてしまい、しかし一瞬でスズメが全部食べてくれました。生態系を壊す要因になったらすまんけど
その広場は、修道院の入り口を入らず左側の道を進んだ先にあります。位置的には、最初に島に入るときの門と修道院の間くらいに位置しています。石のベンチが6~8個程ありました。
観光地のレストランでの食事にあまり興味ないっていう人種は少ないかもしれませんが、同じ考えの方がいたらご参考までに。
島内冒険!
TVやガイドブックではみることのあまりできない裏路地まで冒険してきました。
島内のお土産屋さんも閑散期で人の気が少なかったですが、「ボンジュール!」と店員さんのほうを向いて声をかけながら入店していきます。かわいらしい雑貨などもたくさんあり、混雑のない店内でゆっくりと見ることができました。
対岸のスーパーマーケットへ
冷え込んできたので、無料バスで対岸に戻り、バス停、観光バス駐車場の前辺りにあるスーパー(Les Galeries du Mont Saint-Michel レ ギャルリー デュ モン サン ミッシェル)でお手洗いを借りて買い物をしました。(こちらのトイレは無料です)
スーパーといっても、どちらかというと道の駅と観光地のお土産屋の中間のようなイメージ。お土産と、どこにでも置いてあるお菓子類や飲み物があるイメージです。価格はパリのスーパーと同じものでも若干高価な設定でした。島内に売っているものと同じものもこちらに並んでいたのでこだわりがなければ買い忘れや混雑回避に利用できそうです。
帰路のバス
バスに乗ってからは、ガイドさんもご配慮くださったのか車内はほとんどエンジン音のみ。眠っている人が多かったです。
私たちも撮ってきた写真を眺めたり、途中ブタをたくさん積んだトラックに目を奪われたりしていましたが途中で眠りこけていました。
途中、高速道路のパーキングエリアで休憩になりました。母は普段車で旅行に行くことが多いので日本との違い(トイレの数がすごく少ないらしい)をぶつぶつ言っていました(笑)
ちなみにトイレは清潔でしたが、「フランスのトイレは便座がないことがある」と予習してきて最初に遭遇した便座なしトイレでした。
売店では手軽に食べることができるものも多く売っていて、私たちは夕飯(夜食)にサンドイッチを購入してバスに戻りました。
ガイドさんからストライキ情報をアナウンス
バスが発車し、皆が落ち着いた頃ガイドさんから、現在のストライキ状況と交通状況、観光地の開場情報のアナウンスが始まりました。フランスは17時には翌日の交通スケジュールが発表されるそうです。(エッフェル塔や凱旋門、ルーブル美術館やヴェルサイユ宮殿の開場時間変更など)一通りのアナウンス後、順番に質問にも答えてくださり皆翌日への不安を拭っていました。
正直、私は「運悪く、ストライキしているなー」くらいの認識でそこまで大きく考えていませんでした。しかし旅程を大きく揺るがす可能性を見て正直焦りました。個別対応でガイドさんから迂回ルートも教えていただけました。本当に至れり尽くせりでありがたかったです。
バスの中で必死に計画変更をしていると無事にバスはパリに到着し、解散になりました。
ホテルに帰り、昨夜の夕飯でとっておいたトマトとチーズ、パーキングエリアで購入したサンドイッチを食べてこの日は就寝しました。