親の「憧れの国」「行ってみたい国」を探る方法
親が海外に憧れを持っている。けど親が行ってみたい国が具体的にどこなのかがわからない。そのようば場合の探し方についてです。
「親御さんの憧れている国」に直接誘うことで、親御さんの海外へ行くイメージを持ちあげハードルを下げて行きましょう。
「親御さんが旅行好きであること」
誰しもが旅行好きでないというのも事実です。無理に誘う事のないように前提として親御さんが国内旅行好きという前提でお読みください。
直接聞いてしまう
親御さんとの関係性によっては直接聞いてしまった方が早いでしょう。
海外、行ってみる?
!? 海外行けるの?
うん、一緒に行こうよ。どこに行ってみたい?
(うーんと、よく聞くところだと)ハワイかな~
以上のように、場合によっては「海外」といっても漠然としているので親御さんの中で一番敷居の低いところを返してくる可能性が大きいです。(ハワイ シンガポール 韓国 台湾など周りの人の話でよく聞く国を挙げてくる可能性)
これだと、行きたいところではなく「行けそうなところ」になってしまいます。
なので、
もし、海外にいけるとしたらどこに行ってみたい?
と、まずは「仮定」で聞いた方が抵抗感が少なくなり答えやすくなります。
親の憧れている国を探すヒント
直接聞かず、普段の生活から探るにあたっての着眼ポイントの紹介です。
ビデオの録画
親御さんのテレビの録画記録をのぞいてみましょう。好きなアイドル、俳優さんの国籍、好きな映画の共通点(舞台になっている国、時代設定、街並み、建物、自然 など)
雑誌
本棚をのぞいてみましょう。インテリア雑誌や、小説であれば舞台になっている国など
聴いている音楽
親御さん世代だったら、まだCDで音楽を管理している可能性も十分にあります。英語の次に何語の楽曲が多いですか?
部屋に置いてあるもの
雑貨に目を向けてみましょう。家具のメーカーやデザインの統一感、規則性はありませんか?
親御さんの学生時代、結婚前のこと
学生時代の専攻、部活、趣味など。
会話の中から
「フランスのノートルダム大聖堂が火災あったらしいよ」(詳しい)
「そのマフラーはおフランスのお土産なんだよー」
(「フランス」に特に興味がなければ「海外のお土産」「お土産でもらった」って言う可能性が高いです)
考察の例
ケース①母(2020年1月に行ってきました)
・ビデオ録画:ヨーロッパの古城、世界遺産がおおい
・母の好きなアイドル、俳優さんの国籍:コーカソイドさん(いわゆる白人さん)(アジア系がアウトオブ眼中(笑))
・CDの英語の次に多い言語:フランス語が多い印象
・クラシック音楽をよく聞いていた(中世ヨーロッパかぶれ?)
・親の学生時代の専攻、部活、趣味:絵画の専門学校卒業、デザインの会社に就職、絵画の本が本棚に有り→大きな美術館とか好きかも
→「フランス」行ってみる?で誘ってみました。
具体的な観光地として、モンサンミシェル、ルーブル美術館、ヴェルサイユ宮殿を提案してみました。
ケース②祖母(もし生きていたら・・・)
・韓流アイドル大好き(じいちゃんの遺影の隣にブロマイドを置いていたような(笑))
近所の地方都市でライブがあったら一人で電車乗ってでも行く、と言っていました。(実際に会いたい派)
・中国の水墨画の風景「行ってみたい」(湖南省かな?)
・旅行が大好き
→「水墨画のところ、飛行機乗って行ってみない?」「その帰りに〇〇ちゃんに会いに行こうよ」って誘うと思います。
具体的なコースとして、「中国:湖南省」→移動→「韓国:アイドルの追っかけ、ライブ」を提案すると思います。
今となってはの話になってしまいましたが、私が家族を海外旅行に誘う勇気が付くのが10年早ければギリギリ祖母は飛行機に乗れる体力もあったかもしれないと思うと連れて行ってあげたかったです。この記事を読んでいる方はこのような後悔のないように実行していただきたいです。