ツアー旅行と個人旅行、親子で海外旅行に行く場合。

親子の海外旅行計画

「ツアー旅行」と「個人旅行」を検討する前に

まず、「ツアー旅行」と「個人旅行」を検討する前に、今回の旅の目的を明確にしてみてください。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: -e1597911720697.png画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: -1-e1597970579194.png画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: -e1597970640618.png

親御さんの希望を引き出しつつ体力面興味の傾向を考慮しながら今回の2人の旅の目的を決めていきます。

本場のグルメを楽しむ、とか。◯◯に行って本物を見てみたい、とか。代表的な観光地を巡りたいといった漠然とした内容を目的としても十分です。

私達母娘の場合はだいたい大きく分けると「モンサンミシェルの冒険」「歴史ある建物が見たい」「現地の人たちが食べてるものを食べたい買いたい」となりました。

おすすめは「ツアー旅行」

もし、旅の目的がツアー旅行で果たせるのであれば、ツアー旅行をお勧めします。手続きも簡単で、代金も準備や手配の手間を考えると料金面でもお得なことが多いからです。

こんな人に「ツアー旅行」はおすすめ

時短でシンプルに準備したい
・旅行の準備に慣れていない人
・親御さんが治安や安全面を特に気にされている場合

「ツアー旅行」の良いところ、メリット

自身が計画する手間が大幅に省ける事と、支払いもまとめて済ませることができます。個人旅行で全て自分で準備すると、1つ1つ手配するので時間がかかります。

ツアーにもいろいろあります

出発からホテル、観光、食事に至るまですべてがまとまっているパッケージツアーもあれば、航空券とホテルのみのセット(フリープラン)、現地集合で日帰りツアーなどさまざまな形態があります。

プランによっては「空港からホテル間の移動」「観光の移動手段、入場券など、日本語ガイド」「食事の手配」などもあります。これらがすべてセットで支払いもまとめて済ませることができます。

また、現地の言葉が分からなくても、日本人の添乗員さんが常に日本から一緒に同行してくれます。困ったことがあったらいつでもすぐに日本語で相談することができます。

・気に入ったプランに申し込むだけでOK!
・細かいことも全部旅行会社におまかせ!
・現地の言葉がわからない、勉強する時間がなくても大丈夫
・現地で交通遅延、ストライキなど問題が発生しても保証してもらえる可能性がある
・当日も、ただついて行けばいいので精神的に余裕を持てる

「ツアー旅行」の注意点、デメリット

以下のデメリットが気になる場合は、個人旅行も検討してみてください。

団体行動のため、自由な時間配分ができない

自分が時間をかけて見たいところがあってもそれは叶わず、皆と一緒に行動しなければなりません。こまめに入るトイレ休憩なども皆に合わせなければなりません。

ホテルが選べない場合も

プランによっては直前までホテルが何処になるのかわからないケースもあります。ホテルを重視する場合は注意が必要です。

飛行機の時間も要確認

夕方に日本出発、朝早くに帰りの飛行機となった場合現地での滞在時間がかなり短くなってしまいます。

そのツアー、スケジュールは体力的に大丈夫?

今回私達は個人旅行で行きましたが、比較で同じ観光地に行けるパッケージツアーを見たところ私達の計画と比較して毎朝1時間以上朝早くに出発するスケジュールでした。私の母は基本朝弱いのでもしこのツアーにしていたら厳しかったです。契約する前にスケジュールが親御さんの体力に合っているか今一度確認をしてください。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 131001-515x515.png

「個人旅行」を検討する

ツアー旅行では果たせない具体的な目的が決まっている場合や、プライベートな時間を重視する傾向がある場合は個人旅行で計画していきます。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: -e1597970640618.png

「個人旅行」はこんな人に

・親が行きたいところがツアープランにない!
・どこまでもオリジナルに、自分たちの好きな時間配分で観光したい
・現地の人達の生活を近くで垣間見てみたい

「個人旅行」の良いところ、メリット

とにかく自由です。

ずっと自分たちだけでのんびりとマイペースに、行ってみたいところに好きなだけ居れます。せっかくの親子旅行なのですから、ゆっくりとした時間を過ごすのも良いですね。

例えば…公園やビーチでのびのびと過ごしたり、キッチン付きのホテルで料理をしたり、お買い物中心デパート巡りをしたり、好きなアーティストのコンサート、スポーツの試合観戦、国際免許証があればドライブをしたり…可能性は無限です!

「個人旅行」の注意点、デメリット

・全て自分で手配しなければならない
・現地でも交通遅延やストライキなどが起きた場合、自分でなんとかしなくてはならない
・全て日本から日本語で手配できない可能性(英語で予約)
・場所によっては英語も通じないこともあるので事前対策が必要

「ツアー」と「個人旅行」を組み合わせることも

ツアーと個人旅行のデメリットを回避軽減する方法は、ツアーと個人旅行の良いとこ取りをして、個人旅行でもある程度まとめて契約してしまうことです。

具体的には同じ旅行会社で航空券とホテルのみを手配してしまうことです。(ツアーでフリープラン)

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 126565-515x515.png画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 108259-515x515.png

予定の骨組みが出来上がれば、あとは1日1日を組み立てれば旅程は完成します。フリープランはほとんどの場合、日帰りツアーをオプションで自由に付けることができます。

私達母娘の場合も、パッケージツアーではなくいく必要なところにツアーを組み込むことで理想の旅にすることができました。

ちなみにこんな感じでした。

航空券」「ホテル」+「現地ツアー:モン・サン・ミシェル」→まとめて旅行会社で申込
「ヴェルサイユ宮殿入場券」「ルーブル美術館入場券」→日本でサイトから自分で予約

全体の予算面も、私達は似たパッケージツアーとそこまで離れていない金額
・ホテルのランクをアップ
・片道はプレミアムエコノミー
完全に自由な時間で好きなように観光
・日によっては1日に数か所以上観光
することができました。プランニングに時間はかかりましたが。

理想のパッケージツアーが見つかれば良いですが、そうでなかった場合でもせっかくの旅行なので、妥協せずにプランニングをしてくださいね。