長時間エコノミークラスに乗るなら。最大限の準備をしよう。

航空券の選び方

この記事は、2人で行く旅行でエコノミークラスを選択した場合に最大限負担を減らせる方法を探して見つけた情報をまとめ、紹介しています。

座席を選ぶ

座席を選ぶことで、だいぶ快適なフライトになります。航空会社によっては、エコノミークラスでも一部の席に対して有料で条件の良い座席の指定ができるサービスがあります。

以下、2人で席を取る事を前提にして席の場所の特徴を記載します。

(BOEING 777-300)元画像はエールフランスのサイトからお借りしました 

1番前の席 (ピンクで囲った部分)

前に誰もいない席。トイレなどがそばにあるため人通りが多く、睡眠を取るならひと工夫必要。足元が広いので足が長い人はこちらの席がオススメです。

*非常口付近の席の場合 航空会社によっては利用規定があるので注意が必要です。緊急時に救護活動に協力する事が条件となり、身体能力の条件以外にも英語など他言語が話せる必要があるそうです。

前方の席 (黄色い部分)

エコノミーの中では早く飛行機から降りることができるため、人気の席です。

中央列の席 (水色で囲った部分)

1番前の席、前方の席と条件が重なる場合もあります。

内側の席であれば、自分たち以外の人とトイレに行く時にご迷惑おかけすることもなく、トイレが近い人が通路側に座ればストレスがだいぶ違います。

窓側列の席 *注意

ピンク色で囲った部分に席をとってしまうと、自分達もしくは緑色の席の人がトイレに行く際もう一方がテーブルを片付けたり場合によっては席を一旦立つなどの対応が必要になります。窓の外が見えるのですが、これらの注意が必要なので確認してからご検討下さい。

後方2人席 (緑色部分)

窓際と通路側の両方の利点を確保できる席です。降りる順番は最後ですが、実は窓と席の間に少し空間があって広く感じるのと、通路も3席のところよりも広めです。

オススメの席は

後方2人席、次点で内側の席です。

初めての飛行機であれば、離陸の時は窓側で外の景色を楽しんでもらえたらいいと思いますし、機内食後は寒くない通路側で好きなタイミングでトイレに行ける状態で休んでもらえます。

次点の内側の席は、確保のしやすさと窓側の寒さの問題がどちらに座ってもないのでオススメです。

席指定ができるようになったら早めに済ませましょう。特にウェブチェックインができる航空会社の場合、当日遅くにチェックインすると2人離れ離れの席になってしまうこともあるようなのでお気をつけください。

快適グッツの利用

ネックピロー、エアー首枕

・ポンプ付き:1,500円〜(重量500g前後)
・コンパクトタイプ:100円均一(とても軽量)
ポンプ付きは便利ですが重さがあるので、使い分けると便利です。飛行機内のみであればポンプ付き、旅行先で長い時間バスに乗るのなどで持ち歩く場合がある時は百円均一の方が軽くて便利です。こちらは直接口をつけて膨らますので、私は衛生面を考え旅ごとに使い捨てしています。

エアー足枕、フットレスト

あぐらをかくことができる素晴らしいアイテム。長時間フライトで同じ姿勢に疲れた時に便利です。足の位置を上げることでエコノミー症候群になるリスクも減らせると思います。機内食の後、落ち着いたタイミングで膨らませて利用しています。

耳栓・アイマスク

耳栓は持って行く事をお勧めします。仮眠の時に役立つ以外にも、長時間の飛行機エンジン音から耳を守り、晒される潜在的ストレスの軽減にもなります。

飛行機内での騒音レベルは70~80 db程度と言われていて、WHO(世界保健機関)いわく、80dB以上の騒音に一定時間さらされると難聴になる傾向が強いとのことです。

オススメは2、3種類持って行く事です。形状が耳に合う合わないの問題や、音質と耳の塞がり具合による一部の音が防げない問題などが起こる可能性があるからです。

機内は食後暗めの照明になりますが、アイマスクをすることで休むことに集中できる場合は持って行った方が良いです。特に、普段寝ている時間のフライトであれば少しでも深く眠れるような環境にするためにもあるといいです。