「日本の航空会社」と「渡航先の国の航空会社」初めての人を連れて行くなら。
「日本の航空会社」と「渡航先の国の航空会社」
どちらも渡航先と日本を往復できることには一緒なのですが、旅の気持ちの盛り上がり方がそれぞれに違います。
初めての海外旅行には安心感という意味では日本の航空会社が良いかもしれないと思う一方で、渡航先の航空会社は初日から異国へのワクワク感があります。好みもあると思いますので参考までに体験談をご紹介します。
渡航先の国の航空会社
- 機内から渡航先の文化を感じることができる。
- 初めての海外旅行で1人旅だと日本語が聞こえて来なくてインパクトが強すぎるかも。
- 旅行気分が少し長くなる気がする。
- 日本の航空会社より運賃が安いことが多い
限られた期間時間の中でめいいっぱい異国を感じるなら、「渡航先の国の航空会社」はオススメです。
帰国する時、「ああ終わってしまった。日常に帰るんだ」といった種類の感情が、搭乗時ではなく日本の空港で来ます。
体験談「初海外渡航でトルコに行った時」
私の初海外渡航は、トルコ共和国でした。その時はトルコ航空(現ターキッシュエアーラインズ)を利用しました。
あの時は成田から機内に搭乗した時から「トルコ」を感じたのを覚えています。こまめに耳に飛び込んでくる生の英語以外の言語(トルコ語)。当たり前なのですがCAさんはほとんどがトルコ人、周りの乗客は日本人が少なく、機内食もエキゾチック(美味しかった)。もはや1つのエンターテイメントにすら感じていました。(余談ですが、トルコの女性ってみんな美人って思う)
帰路では、滞在した世界観が延長されているのでいろんな意味でリラックスしながら成田まで帰った感じでした。
体験談「母の初海外旅行でフランスへ」
フランスへはエールフランス利用で行きました。常なのか今回だけなのか分かりませんが私たちが乗った便は日本人が少なく、私達の席の周りは日本人がいませんでした。
初めてだし、少しずつ状況を慣らすために日本の航空会社の方が良かったかなと思いましたが、搭乗早々CAさんをみて足長いな~とか機長のフランス語アナウンスが流れただけではしゃいでいたり、機内食も日本では見たことのないものも出てくるのでいちいち反応しながら食べていたりと盛り上がってくれてたので、今回エールフランスで良かったかなと思っています。
日本の航空会社
- 同族ゆえの絶対的な安心感
- 日本と渡航先の間のスイッチ切り替えができる
- 現地空港に着陸して飛行機から降りた時に来る「感動」
- 日本に帰る時には、「迎えに来てくれた」(?)感で安心する。
好みにもよると思いますが、個人的には初めての海外旅行や、初めての人と一緒の時は日本の航空会社の方が目新しさと安心感のバランスが良いのではと感じました。
体験談「全日空でフランスへ行った時」
学生の頃、研修旅行でフランスへ行きました。周りには10名前後のメンバーと一緒だったのもありますが、機内のCAさんは日本人が多く、聞こえてくる言語もほとんど日本語で、海外へ行く不安を少しずつ慣らしていった感じでした。向こうの空港に着いてはじめて「自分フランスに来たんだ!」と感じました。胸躍る気分と言うんでしょうか。
その後私はパリでスリに遭ってしまい不安に駆られていましたが、帰路での空港内で聞こえた日本語アナウンス、搭乗した時から広がる日本文化に安心感を覚えずにはいられませんでした。